Windows 7 およびWindows 8 の標準機能を使用してのバックアップ方法について説明します。
※Windows 8.1ではこの機能はありません。かわりとして「ファイル履歴」という機能があります。
1. バックアップを保存するメディア(外付けHDD,USBメモリなど)を接続します。
2.バックアップの設定画面を以下の方法で起動します。
2.1 Windows 7の場合
左下のスタートボタンをクリックし、「プログラムとファイルの選択」と薄い字で書いてあるところに「バックアップ」と入力して、「バックアップと復元」をクリックします。(図1参照) |
図1.「バックアップと復元」の起動 |
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2.2 Windows 8の場合
チャームの検索(図2)をクリックし、「バックアップ」と入力して、「Windows 7 のファイルの回復」をクリックします。 ※チャームは「Windowsキー」を押しながら「Cキー」を押すことで表示されます。 |
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図2.チャームで検索をクリック | 図3.「Windows 7 のファイルの回復」を起動 |
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3.図4の赤枠で囲まれている「バックアップの設定」をクリックします。
図4.バックアップの設定 |
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4. 図5を参考にバックアップを保存するメディアを選択します。
図5.バックアップの保存場所 |
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5.「自分で選択」を選択し「次へ」をクリックします。
6.図6を参考にバックアップしたいフォルダにチェックをつけて、次へをクリックします。
図6.例「Intel」フォルダをバックアップしたい場合 |
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7.「設定を保存してバックアップを実行」をクリックします。
8.バックアップが実行されます。終了したら作業完了です。
Windows 8.1では「ファイル履歴」というバックアップ機能が標準搭載されています。
ここでは、これを使ったバックアップの方法を説明します。
1. バックアップを保存するメディア(外付けHDDやUSBメモリ,DVDなど)を接続します。
2. 画面左下にマウスカーソルを持っていき、右クリックしコントロールパネルをクリックします。
Windows 10では「ファイル履歴」と「バックアップと復元(Windows 7)」いう2つのバックアップ機能が標準搭載されています.
ファイル履歴とは,比較的高頻度(初期設定では1時間に1度)で,前回のバックアップから変更されたり追加されたユーザデータだけをコピーし保存します.インストールしたプログラムなどはバックアップされません.数分から数十分*で終わります.
バックアップと復元(Windows 7)とは,比較的低頻度(初期設定では1週間に1度)で,現在のパソコンの状態をそのままコピーします.ただし,毎回数十分から数時間*かかります.
システムイメージを保存するためにはメディアがNTFSでフォーマットされている必要があります.
(*使用状況により時間がかかる場合があります)
これら2つの機能を併用することもできますが,その分大容量のメディアが必要となります.