新一年生の皆さん、ご入学おめでとうございます!
新入生の皆さん、入学おめでとうございます。さて、大学生活ではパソコンが欠かせません。私が学生の頃と比較すると、パソコンの性能は格段に向上し、トラブルも少なく使いやすいものとなっています。同時に、パソコンですること・できることの範囲も広がっています。パソコン
で調べる、ワープロソフトで文章を書く、様々なデータから表やグラフを作成する、専門的な分析ソフトを用いて分析する、CADで図面を描く、3D図面やCG図面を作成する、写真を保存・加工する、それらを編集してまとめる、そして発表する、など多岐に渡ります。コロナ禍ではオン
ライン授業にも利用しました。そして、学業面のみならず日常生活においても、スマホやタブレットとも連動させながら、音楽、写真、調べ物など広範囲に渡って、欠かせないツールとなっています。
私自身は、最初はあまり高価な機種を買う必要もないと思っています。場合によっては、研究室に配属されるタイミングや大学院に進学するタイミングで買い換えることも想定しておいてもいいかもしれません。動画を扱うことが多いとかCGに凝り出すと、メモリがもっと必要、ハード
がもっと必要、となるかもしれません。中には、既成のパソコンでは物足りなくなり、自分でデスクトップのパソコンをカスタマイズする人もいます。持ち歩きを重視して、なるべく小さく軽いノートパソコンが便利という人も多いですが、研究室や自宅ではノートパソコンと大型ディス
プレイをつなげて使用するという人もいます。私自身は長年Macを愛用していますが、デザイン・建築系ではMacを使用する学生も多いです。というように、自分の進む専門分野や自分の使い方によって、どういうパソコンが向いているかが変わってくる部分はあります。しかし、入学
時にはそこまで分からないかもしれませんので、あまり難しく考えずに、まずはベーシックなものを購入して、十分に使いこなすということでいいのではないかと思います。
京都工芸繊維大学生活協同組合
理事長 髙木 真人
(デザイン・建築学系教授)